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東三河懇話会について

会長挨拶

 新型コロナウイルス感染症はワクチン接種の加速により感染状況が低位安定し、経済も総じて緩やかに回復することが期待されますが、昨年来の半導体不足や原材料価格の高騰に加え、ロシアのウクライナ侵攻による世界的なインフレ率が高まり、当地域における企業活動や消費活動にも少なからず影響が及ぶことが懸念されます。

 人口減少や少子高齢化、グローバル化の進展に加え、コロナ禍によって「DX」が加速して人々の暮らし方や働き方が大きく変わるなか、再生可能エネルギーへの移行をはじめとした先進的な取り組みを通じ、経済成長を止めずに脱炭素化社会を実現する「GX」というIT革命に次ぐ世界的な社会変革が起きています。これからの地域づくりは、「DX」と「GX」を推進することにより、時間や空間の制約を克服しながら、地域課題の解決や新たな価値の創造を促し、住民本位の行政や持続的発展が可能な地域社会の実現を目指す取り組みが必要となってきています。また、企業の事業継続や持続的成長には、高度なデジタル技術を取り入れた新たなサービスや新製品の開発に加え、新規事業の立ち上げ、スタートアップ企業との連携などが求められています。

 今年度はこうした背景を踏まえ、サステナブルで持続性のある地域づくりのあり方や気候変動など地球規模の環境問題などの視点でテーマを設定した産学官民交流事業の運営や双方向コミュニケーションの促進、東三河の将来を見据えた広域連携事業の開拓、ホームページ等を活用した情報発信力の強化と会員サービスの充実、東三河地域の課題や将来あるべき姿について意見交換を行う新たなネットワークづくりの場の設定など、未来を志向する活動を展開してまいります。また、東三河の良さを最大限に活かすべく、産学官民はもとより、あらゆる界を越えた人たちの相互理解が進むよう、いろいろなテーマ・機会をつくって積極的に活動してまいります。

 コロナ禍の収束がまだまだ見通せない状況ですが、今後も会員の皆さまとの結束力を一層高めながら、界を超えた地域のつながりを進めるネットワークセンターの役割を果たし、「東三河はひとつ」を合言葉に、未来に向けた地域づくりを鋭意進めていく所存ですので、倍旧のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

会長 神野 吾郎

東三河懇話会
会長 神野 吾郎

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