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広域連携事業

2020.10.27 第58回研究交流会

②第58回研究交流会

1.日 時

2020年10月27日(火)14:00~16:00

2.場 所

豊橋商工会議所 401会議室

3.講 師

株式会社フォーイン
取締役 企画調査部 田中 八智代 氏
取締役 日本調査部長 福田 将宏 氏
企画調査部 シニア・リサーチャー 李 強福 氏

4.演 題

『新型コロナの自動車産業への影響と回復のシナリオ』

5.参加者

36名

講演要旨

田中取締役より「新型コロナの世界自動車産業への影響と回復シナリオ」、福田取締役より「トヨタWoven City プロジェクト~VUCA時代を生き抜くためのトヨタの投資戦略~」、李シニア・リサーチャーより「Teslaの2030年に向けた経営戦略」について、それぞれご講演いただいた。
*コロナによる未曽有の事態により2020年上期は全世界で経済活動が停止し自動車産業も大きな痛手を被ったが、7月以降アメリカ、中国を中心に生産の回復傾向がみられる。今後は、BEV市場は拡大するが、中国のバブル的な成長は期待できず、新興国の回復も弱含みであろう。また、電動化は加速するものの、コロナの影響で公共交通・ライドシェア・シャトルバス等のシェアモビリティは不透明さを増すであろう。ポストコロナの自動車産業は、UX(ユーザーエクスペリエンス)、DX(デジタルトランスフォーメーション)、BX(ビジネストランスフォーメーション)など、次世代の成長にための投資が必要である。
*VUCA時代(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)を生き抜くため、トヨタはあらゆるモノやサービスがつながる実証都市Woven Cityを日本の東富士(静岡県裾野市)に設置する「コネクティッド・シティ」プロジェクトを発表。狙いは、①モビリティカンパニーへの出発点、②地域経済の活性化を解決する様々な技術のショーケース、③中国の雄安地区、Alphabet Sidewalk Toronto計画への対抗であり、参画する主要提携企業から人とお金を調達し、国や地方自治体からの補助金を活用している。マネタイズモデルになっているかについては、現状は厳しい状況。業界リーダーのトヨタがWoven Cityを通じ、自動車産業の裾野を広げる可能性を示せるかが大きな意義となる。
*Teslaは、コロナ禍でも右肩上がりで売れている。2030年までの経営戦略は、①生産拡大・コスト低減、②マーケティング(ポストコロナ戦略)、③ブランド戦略・高付加価値化、④ユーザーエクスペリエンス向上である。出荷台数は、2019年の35万台から、2020年は50万台に達する勢いであり、特にアメリカ・中国で売上が増加している。収益は赤字幅が縮小し、今年は黒字に転換する可能性もある。
Model 3、Model Yのオンライン販売が好調であり、日本におけるTesla販売は2019年の1,200台に対し、今年の上期で314台が売れている。今後は充電インフラのとPDI拠点・サービスの充実が必要。

①第58回研究交流会

③第58回研究交流会

④第58回研究交流会

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