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産学官民交流事業

2023.11.27 浜岡原子力発電所・藤枝市中心市街地再開発事業 視察会

1.日 時

2023年11月27日(月)8:00~19:00(予定)

2.視察先

①中部電力株式会社 浜岡原子力発電所
②藤枝市中心市街地再開発事業
〈併催〉(東三河地域研究センター)
【2023年度第1回東三河地域問題セミナー】
講師:静岡大学 教育学部 准教授 佐藤 正志氏
演題:「地方都市の中心市街地再生に向けた地方自治体の
    取り組みの意義と課題」

3.定 員

35名

4.参加費

6,000円

※詳細は、開催案内をご確認ください。

5.参加者

25名

 令和5年11月27日(月)、東三河懇話会と公益社団法人東三河地域研究センターの共催にて、「浜岡原子力発電所・藤枝市中心市街地再開発事業 視察会」を開催し、25名の方々にご参加いただいた。当日は小春日和の好天に恵まれ、午前7時50分に豊橋信用金庫駅前出張所前に集合し、観光バスで静岡県御前崎市の中部電力株式会社・浜岡原子力発電所に向かった。
 約2時間で浜岡原子力発電所に到着し、到着後、参加者全員で集合写真を撮った。その後、浜岡原子力館内の会議室にて、浜岡地域事務所の榎尾 一秀所長より浜岡原子力発電所設立の経緯について、また総括・広報グループの牧村 貴史課長より日本のエネルギー事情と原子力発電、浜岡原子力発電所の概要、原子力発電所の安全を守る基本3ステップ(原子炉を止める、原子炉を冷やす、放射性物質を閉じ込める)を基にした各種対策(耐震設計、防波壁設置、耐圧性・防水性強化、代替電源確保など)についてパワーポイントを使いながら詳細にご説明いただいた。概要説明終了後、浜岡原子力館のスタッフの方に展望室から発電所構内の各施設をご説明いただくとともに、館内の実物大模型により原子力発電の仕組みや防波壁の構造などについてご説明いただいた。その後、発電所構内専用バスに乗車し、盛土・防波壁、高台(30m・40m)における各施設の実際の状況を目視で確認するとともに、研修センターでは発電所内設備と同等の設備を用いた運転訓練用シミュレーターによる職員の研修状況を見学させていただいた。
 浜岡原子力発電所視察終了後、御前崎市内の太平洋に面した海鮮料理「みはる」で昼食をとり、次の視察先である藤枝市に向かった。約1時間で藤枝市に到着し、14時20分より藤枝市都市建設部中心市街地活性化推進課の清水 康行課長、同松浦 貴弘主査ら計5名の藤枝市職員の方々に、中心市街地の駅南地区(オーレ藤枝・ホテルオーレ、藤枝駅南口広場、BiVi藤枝、しずてつストア藤枝駅南店)、並びに駅前地区(再開発地区〈駅前一丁目8街区・9街区・6街区、フジキチ〉、リノベーション店舗、シェアサイクルステーション)を2班に分けてご案内いただいた。現地視察終了後、BiVi藤枝・図書館の会議室において『中心市街地のまちづくり』と題して、藤枝市の概要、中心市街地活性化の取り組み、官民連携による拠点づくりの推進、官民連携によるソフト事業の推進について、パワーポイント資料やパンフレットを基にご丁寧にご説明いただいた。
 藤枝市中心市街地再開発事業視察会終了後、15時50分よりBiVi藤枝・図書館の会議室において「2023年度第1回東三河地域問題セミナー」を開催した。静岡大学教育学部准教授の佐藤 正志氏を講師としてお招きし、『地方都市の中心市街地再生に向けた地方自治体の取り組みの意義と課題』と題してご講演いただいた。中心市街地再生における地方自治体をめぐる議論、中心市街地再生に対する地方自治体の取り組みとその成果・課題(中心市街地活性化基本計画の動向、地方自治体が独自に取り組む中心市街地活性化政策の意義とその課題-北海道苫小牧市の事例-、公民連携の方式を導入した地方自治体の取り組みの成果と課題-静岡県藤枝市の事例-)、中心市街地再生に向けた地方自治体の役割の展望についてパワーポイントを使いながら分かりやすくご説明いただき、講演終了後、出席者から積極的な質疑応答がなされた。
 視察会、セミナーという本日の一連の行事を終え、午後5時頃、豊橋へ向けて帰路に着いた。

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